見えないところが・・・

日本はこんなに暑かった?!

子供の頃、この辺は暑い日の夕方、雷の起きる確率が高くて、

昼間暑くても、ザバっときて涼しくなったような気がするんですが(汗)

 

ということで、ひんやり冷たい物を。

そうです、石です。山門の根元のいしをすげてきました。

 

isi zennkei.jpg今回は黒御影石を、とあるところで加工してもらいました。

この二つはメインの柱の分でして、

高さは1メートル20センチほどあります。

が、見えるのは本磨き(黒くつやがある部分)のところわずか30センチ程度。

そんなに大きく必要なのか・・。

必要なんです。

山門を長きにわたって支えつづける為には、足元が重要。

どんなに上物がすばらしくても、倒れれしまったら意味をなさないですからね。

 

 

 isi suge.jpg

ちなみに、石一つ800キロくらいありまして、

とても人様でどうにかなる物ではないのでレッカーで吊りながら。

水平と位置をちょっとずつ、ちょっとずつ合わせて。

・・・そんな簡単にはできません、一ミリ単位で争ってますからね。

この石の位置で上物の位置が決まってしまいますので責任重大!!

 

無事にすげ終わり、見ていらっしゃったご住職に自分が、

「この石は殆ど見えなくなってしまいますが。」

すると、

「いや、見える。たとえ埋まってしまっていてもその思いはそとに出てくるものだ。」

・・・なんだか非情にうれしくなりました。

と、同時に

「カタチにするのは誰でも出来る。

重要なのはその建物にどれだけ想い、情熱を込められたかなんだ。」

と教えてくれた、ある大工さんの言葉を思い出しました。

自分たちのやるべき事は決まっているのかもしれませんね。