雪が多い今年ですが、、、
そんな寒さも吹き飛ばす勢いで、動き始めました!!
多方面よりご意見頂戴いたしまして、久しぶりの更新です。
さて、、現在、染物屋さんの店舗併用住宅を墨付け中です。
ちなみに、、墨付けとは、材木を加工するために印というか
基準となる線などを直接、木材に書くことです。
これを基準にするので間違ったら大変!!
建物が建たなくなってしまいます!!
・・・では間違えないためにどうするのか?
昔の人、というか大工さんというのは賢いんですね。
長さの基準として、尺杖というものを使用するんです。
土台の材料の上に横になって、漢数字が書いてあるものが尺杖です。
では、こやつをいかに使うのか・・・。
ズバリ、
簡単に言うとすごく長い物差しです。
ただ、刻まれている寸法が尺貫法で、基準は一尺(303ミリ)なんです。
通常、流通している材料の長さが約四メートル(4000ミリ)。
ということは尺杖の長さも四メートルあれば一本の材料に基準が書けるわけです。
割り付けとしては、壱(1)尺~十参(13)尺くらいです。
・・・考えてみたら、どんなに大きい建物でも尺杖と差し金で建っちゃうわけで。
これはすごいことなんですが。。。
残念ながら、現在この墨付けをして建物を建てるという行為が稀少になってしまいました。
そうです、プレカットと言われるオートメーション化された機械による刻みが主流になっているからです。
いま、新築されるほとんどの木造住宅はプレカットによるものなんです。
ただ、プレカットの善し悪しは別として、、、。
逆に考えれば、墨付けして刻める大工さんは少なくなってくるわけで。
それが我々の強みになると思っています。
いい意味で保守派で、先人たちの知恵を学び、
しっかり残していきたいと想う今日この頃です。

店舗の土台五寸(150)角 桧材